スイマセン!ものすご~~く空いてしまいました(^^;)お待ちになって下さっていた方がいらしたら本当にスイマセン˚( ˃ ˄ ˂̥̥ )PTAがめちゃくちゃ忙しいです!受験中は参加できず逃げていたので、そのお詫びで一生懸命活動中です(笑)!
もう6月ですね。今の時期、たしか最後の「組み合けテスト」を迎える頃だったと思います。7月からは「合否判定テスト」に切り替わるので、クラスのアップダウンに振り回されるのはこれで最後・・・5月のテストでやっと真ん中のクラスに上がれた娘は、「6月の最後1回悪くても下がることはない(2回連続でアウトなので)」なんてわりと気楽に受けてしまったのですが、その後まさか「7月の合判」までがクラス分けの対象と知り、親子で青くなったことを覚えています(꒪ꇴ꒪|||)
今日はその頃6月の状況・・・前回の続きになります。もう内容を忘れてしまったかもしれませんが(^^;)、医大生「スノーマン先生」のおかげで無事にクラスが上がり、夏期講習の申し込みを終えた頃です。夏期講習は結局すべて受講することにし、前半後半の間に行われる1週間の「夏期集中特訓」にはギリギリで行かない判断をしました・・・「家庭教師」をつけようと思ったからなんです。
・・・ということで、今日は「家庭教師」についての体験を書いてみたいと思います(^^)/
医大生のおかげでせっかくクラスも上がれ、本来ならこのまま最後まで先生についていくべきところ、なぜわざわざまた別の先生に切り替えなければならなかったのでしょうか?・・・わたしは本当に悩んでいました。先生は勉強の教え方には何の申し分もなかったのです・・・が、時が進むにつれわたしの不安が増すのです。
それは、「勉強を上手に教える」ことと、「合格プランを立てて」勉強を教えるのは別のことではないかと、途中気づいたからなんです。「間に合うのかな??」・・・ズバリこれ。
「この単元がわからないから教えて欲しい」。こちらから申し出るそんな要望には完璧に応えてくれました。なので、範囲が限られているような組み分けテストには、先生は何の問題もなかったのです。
でも、残り約半年。合判模試が始まるここから重要なことは、受験本番までに限られた時間で「今何をやるべきか」・・・個々に合った「プラン」です。遅いスタートでまだまだ未学習がてんこ盛りの娘に優先順位を考えてプランを立て、さらに弱点を見抜いて強化し、合格まで引っ張って行ってくれる「誰か」・・・つまり、この作業は現役の「大学生」にお願いできることではなくなってきたのです。「プロ」の力が必要に!
・・・っていうか、そもそも最初からそれを求めてあの個別指導に入ったんですけれどね(^^;)まったくもって失敗しちゃったので(泣)
「先生ごめんなさい」・・・せっかく引き受けてくれた先生を裏切るようなうしろめたさ、自分勝手な決断で本当に苦しかったです。正直に事情を話したら、「絶対いけるからがんばって!」と励ましを・・・2月に合格したあと、プレゼントをもって即報告しに行きました(T_T)
さて!別れを惜しんでいる場合じゃない!わたしは「家庭教師探し」に突入=͟͟ ͞͞( •̀д•́)))=今度は知り合いなんてまったくいないので、またぜんぶ一から。あの個別塾で失敗した経験がトラウマでしたが、失敗だけに終わらせたくないので、意地でも今回は成功してやると決めました(笑)
・知名度(検索順位トップ等)では判断しない
・「家庭教師ランキング」に注意する
・「短期間で偏差値20アップ」なんていうのに流されない
・「絶対に合格できる、させる」を信じない
・・・特に「ランキング」は個別塾の時にも書いた通り、読者を誘導すると報酬がもらえる塾を優先的に上位に載せているような、自己の利益を優先したブログも多いので注意しましょう!インターネットの「口コミ」も参考になりますね(^^)
スノーマン先生に教わった経験があったからこそ、逆に今の娘に必要な先生の「質」がハッキリわかりましたし、それに個別の大きな失敗経験もあったので、家庭教師センターを決めるのは慎重でも決断は早かったと思います。要するに「プロ中のプロ」を選びました。
どのセンターも「プロ」と書いてあります(^^;)でもそれは、「経験の長さ」をプロと呼んでいることも多いです。わたしは、それだけだと少々危険だと思ったので、ある程度数値で「プロ」の度合いを伺えるところを選びました(感想は様々だと思いますので名は伏せます!)。知名度は他に比べると低いかもしれませんが、見る目は間違っていなかったと思っています。6月から受験本番まで「算数・理科」、そしてまた後日書きますが、直前の12月と1月には「国語」の先生、計2名をお願いしました!
とりあえず、家庭教師の「いい先生」が埋まってしまうのは毎年2月のこと。受験が終わったら、人気の先生はあっという間にいなくなるらしい・・・むしろ前年から予約されていることも多いとか??6月なんて、もういないのかな(;_;)??・・・なかなかみつからない中、たまたま「2時間」だけキャンセルが出た人気の先生がいると聞き、早速お願いしました。
家庭教師・・・最初、というか最後までやっぱり慣れなかったですね、人を家に呼ぶなんて!見知らぬ誰かが家にくるなんて、ちょっと考えられませんでした。しかも夜に!どこかの教室に通ってくれたらラクだったのですが、送迎の時間ロスを考えるとそんなことは言っていられません(>_<)
まず思ったのは・・・「掃除しないと;(´◦ω◦`):」。娘の部屋を「家庭教師仕様」に配置を変更。ゴチャゴチャの部屋を、人を呼べるようにスッキリ断捨離!リビングを通って部屋に行くので、先生が来る日はお部屋以外も掃除しないといけないし、2時間授業が終わるまでは、なんやかんやお茶を出したり呼ばれたりでゆっくりできないし・・・精神的にもちょっと大変でしたが、それでも家庭教師投入のメリットは、その大変さを上回っていました。
センターにお願いしたのは女性の先生。塾のない日の夜19時~21時までの2時間です。夜遅いし、とにかく初めてなので、とりあえず女性でお願いしました。
「体験授業」の日を迎え、どんな人が来るんだろう!??・・・時間の少し前に「ピンポ~~ン」。ドアを開けると、大荷物を持った女性が立っていました。年齢は50代、お化粧は一切ナシ。白髪の髪を後ろギュッとで1本にしばった、見るからに理系の賢そうな風貌・・・ちょっと厳しそう(^^;)?
もしかしたら「娘の性格には合わないのでは」と心配しながら、授業が終わるのを待って面談をしました。先生と話しながら、「この人本物だ」・・・涙が出そうなくらい感動したのを覚えているんです。先生の頭の中は、まるで中学受験の「データベース」。学校について知らないことはないというほど、最近の試験の傾向、それぞれの校風、入学してから勉強の大変さや保護者の雰囲気などなど、みてきた生徒が膨大な数だけに、塾だけではわからないさまざまな情報がすべてインプットされているようでした!もちろん、勉強の的確な進め方も。
いきなり結論から書いてしまうと、家庭教師をつけた最大のメリットは、成績アップはもちろん、娘の性格に合った学校を親身になって選んでくれたことです。塾は、わりと偏差値でサラっと志望校を決められてしまいますが、N先生は娘が「何をしたくてどんな中学校生活を描いているのか」・・・それを勉強の合間に本人からよく聞き出して、自身のデータベースをもとに厳選してアドバイスして下さったのです。
「イメージで入っても校風が合わないとよくない」という、これまでに送り出した生徒の例を挙げ、偏差値だけで決めず本人に合った学校を選ぶという、なかなか親でもできるかわからない見えない部分を第三者の目からヘルプしてくれました。それってかなり貴重。むしろ超重要!ちなみに、娘が受験した併願校はすべてN先生が勧めて下さり、それをもとに見学に行って納得して決めた学校です(^^♪
なぜそんなに詳しいのかと聞くと、時間があれば自身で学校説明会や見学に行っているそう!そこで、生徒同士のトラブルがあった際の対応などを聞き出し、校風を見極めているというのです・・・これはすでに、「勉強を教える」という家庭教師の役割を超えています。本当の「プロ」というのはこれなのでしょう・・・成績を上げることだけではなく、入学後の子どものことまで考える。ここが、大学生の先生には求められなかったプロとの違いなのかもしれません。(*すべてのプロ家庭教師がそうとも限りませんが)
第一志望がもしダメなら、併願校には「ここがいいな」と思っていた学校もスパっとやめさせられました(^^;)「ここは入ったら塾と一緒です。楽しい授業とか青春なんてないかもしれませんね。お嬢さんには向いていないでしょう」ときっぱり。たぶん、知らなかったら受験してました・・・試しに、その学校の体験授業みたいな企画に参加したのですが、終わったあとに娘が「ほんとに塾みたいだった。先生の笑顔とか一切ない。絶対受けない」と言ったのです。でもここ、塾でも受験する子が多い定番校。
「併願校は、受ける以上はもしかしたら行く学校。それを考えて第4・第5志望まで、行くつもりで慎重に選びましょう」・・・子どもを思った親身なアドバイス、本当にありがたかったです。情報が少ないわたしにとっては、勉強以上のものを与えられたのが、家庭教師をとった大きなメリットでした。
・・・そんなワケで、N先生の体験授業の感想を娘に聞くと意外にも??「優しいしめちゃくちゃわかりやすい!この先生がいい」と1発で決めてくれました。それで、夏期講習の合間に行われる「集中特訓」は行かず、貴重な「13日間」をN先生に2日に一度来てもらい、徹底的に抜けている部分を優先順位をつけて教えてもらったのです。
ちなみになぜ「2日に1度??」・・・わたしは時間がもったいないので「毎日」でお願いしたのですが、きっぱり断られました。「わたし、そうういうやり方しないので」って・・・◔_◔先生いわく、毎日来たところで効果はさほど上がらないとのこと。1日空き時間を作ることで、前日に教えた内容を自力で解いてみる時間が必要とのことでした。知識の定着にはそれが大事と・・・なるほど!
先生はいつも、「焦らない。目先のことだけ考えない。最後まで基礎を怠らない。」・・・焦るわたしにそうおっしゃって下さいました(^^;)
大半が参加する特訓に行かないのは遅れそうで少し怖かったですが、前回も書いたとおり「夏の結果はすぐに出ない」とよくいわれる9月の模試で算数がいきなり伸びたのは、間違いなく「プロ家庭教師」の力が大きかったのではないかと確信しています(家庭教師もさまざまなので参考までに)。夏休みが終わる頃先生が、「わたしがはじめて来た時と今では、ほんとに別人のように解けるようになってます」と言ってくれた時、わたし泣きました(笑)
もちろん、早くから始めている子や力がついている子には、集団塾でもじゅうぶん効果があると思います。でも、うちのような遅れている場合、または苦手部分がたくさんある場合は、「これが完璧にできるようになった」という「目に見える力」を夏休み中につけるのもアリなのかなと思います。そのためには、ひとりでグダグダ長時間やるよりも、わからない時にその場でサクっとすぐ教えてくれる人が必要。具体的な例を挙げると、娘は算数の単元「速さ」全般を避けて通っているような感じだったので、夏休みに正面からぶつかってもらい指導を受けました。解けるようになってきた時、表情が以前とは確実に変わったのです。この単元ができるようになっただけでも、かなり自信がついたよう!
わたしの感覚では、「夏休みは一瞬で終わった」・・・そんな印象でしたから、時間にただなんとなく流されるのだけは避け、とにかく「ここができるようになった!」をひとつでも増やす。これがとても大事に思えました。その後の自信にもつながりますよね!もちろん子どもそれぞれなので、夏休みの使い方は親の「見極め」が少し必要になるのかもしれません。
この先生は膨大な問題の中から今の娘に必要なものだけを厳選して毎回準備してきてくれたので、ただ参考書をこなすような「時間のロス」がありませんでした。「時間」・・・受験生の夏休みにこれ以上大切なもの、ないですよね?!
ここまでの先生もなかなかめずらしいような気もしますが、それなりにちゃんとした基準で採用している家庭教師センターを選べば、いい先生に出会うことは多いような気もします。選ぶときには、出身大学や合格実績だけではなく、受験トータルのアドバイスもできるのか・・・そんな家庭教師としての「力量」をみて採用しているセンター・・・そういうところもひとつの判断になりそうです。直前期に指導頂いた国語の先生も、かなり実力者でした。
・・・なんていっても、結局は「結果がすべて」。どんなに優しかろうが人格がすばらしかろうが、志望校に合格させられる力量がなければ意味がありません。それは大前提としての話です。わたしは娘の「社会」を担当していて、そこそこ点数アップさせることができていたので、算数や理科はまったくわかりませんでしたが、先生のプランや進行方法だけは横からながめていました。
家庭教師も夏期講習のように「とっているだけ」で安心しないよう、「今何をしてくれているのか」、「これからいつまでにどういう計画なのか」を時にはみることが必要な場合もありそうです。高い料金を払うので任せっきりにせず、コミュニケーションを取りながら先生と二人三脚で進めていき、疑問があればすぐに質問。もちろんうるさく言わずにそれとなく(笑)・・・受験まで長い付き合いですからね(^^;)
時間で区切られている家庭教師は、終わったらサッサと帰るのかと思いきや、この先生はとにかく中学受験の話ならいつまでも付き合ってくれる方だったので、こちらの心配や悩みを1時間くらい聞いてくれることもありました(なのでご自宅が夜OKなら、次の生徒の授業がない最終時間帯に入れてもらうのもアリです)。同じ受験生の保護者さんには、成績を含んだそういう本音はなかなか話しにくいものなので、すべて聞いてくれてアドバイスしてくれる存在は、わたしにとって「精神安定剤」そのもの。わが家の場合、家庭教師をつけたメリットは計り知れないものになりました(^^)
そしてある日・・・新聞を読んでいた娘が言ったのです。「なんかこの人、N先生みたいだよね」・・・って渡された新聞の家庭教師広告欄を見てビックリ(´⊙q⊙`)似てるんじゃないよ!本物だよ(笑)!!
・・・それは別の家庭教師センターの広告だったのですが、そこと掛け持ちしているとわかったN先生は、「人気の先生」と顔写真つきで紹介されていたのです。勉強のアドバイスまでビッシリ書いてある・・・やっぱりね(^^;)スゴイよこの人!(つづく)
*次回6/14(火)更新予定です(その前に書けたら追加します!)