付属志望のお試し受験はどこにする??「1月合格」の安心感

こんにちは♪今日も受験のサポート、おつかれさまです!この時期、早稲アカ生なら11月の合判テストが終わり、その結果にハラハラさせられる頃でしょうか(^^)模試も残すところあと1回、そして2ヶ月後にはいよいよ「1月受験」が始まりますね!

今日は、その「1月受験」について書いてみたいと思います。出願、もう来月から始まりますよね(^^)/

2月の本番試験を前に「試験に慣れること」「力だめし」を目的とした、いわゆる「お試し受験」。受験校はすでに決定していますか?・・・うちは、この時期まったく決まっていませんでした(^^;)2月の受験校でさえ、第一志望以外はまだ未決の状態。それなのに1月の受験校なんて、そもそも「行く」イメージが湧かず、学校説明会にすら行っていない状態です(笑)これでどこに出願しろと(@_@。??

今日は、1月の受験校から1校だけ校名を挙げて書きます。「付属一択」の受験である以上、具体例を挙げないと伝わりにくいような気がするので、付属志望の方はよければ参考にしてみてください!

結論、1月は3校受験しました。最初は2校の予定で、家庭教師の先生のアドバイスを参考に決定。先生いわく1月受験のポイントは、何より「必ず合格できるところを一校受ける」・・・これでした。自分の偏差値より低かろうと本気で行く気がなかろうと、とりあえず「合格した」という事実が、2月に向けて大きなモチベーションアップになるとのこと。

これに反して早稲アカの保護者会では、1月受験の「心がまえ」として逆のことも言っていたんです。「1月に合格すると、うかれてやる気が落ちる子がいる」と(^^;)・・・まぁ、子どもの性格によって色々だとは思いますが、うちの娘はあきらかに前者。「合格をもっている」という安心感が心の支えになりそう!

・・・ということで、2校は「確実」に受かりそうなところを選択。先生のアドバイスでは、娘の場合は特に「一番最初の受験校」で合格させておいたほうがいいとのことでした。最初に「不合格」をつきつけられると落ち込んでやる気をなくし、大変なことになるんじゃないか;(´◦ω◦`):・・・そんな理由です。

「自分の偏差値より低い学校でも、合格するとすごくうれしいものですよ(^^)」と先生が言っていたとおり、「初合格」は親子で想像以上にうれしかったのを覚えています。「確実に受かる」なんていっても、過去問をやってみると意外に難しい問題も多く、「アレっ??ほんとに合格できるのかな??」・・・なんてちょっぴり不安になったほど。加えて願書の応募状況を見ていたら、例年よりだいぶ増えている!!だから、合格発表まではまったく安心できませんでした(T_T)

結果「合格」したものの、昨年より倍率がだいぶ増えたのを見たら、「これは2月も厳しい戦いになるな」と不安が増しました。どの雑誌でも「付属人気は高まるばかり」なんて、競争を煽るようなことばかり書いてあるので(-.-)

・・・そんな感じで1校目の「初受験」が無事に終了。続く2校目は、算・国・理は普通の点数ですが、「社会だけ」は100点に近い点数をぶちかましてきたのです!実際の受験で今の実力を試せたことは、2月への強い自信になったことは間違いありません。そういう点で「おためし受験」の受ける価値を感じました。

でも・・・合格したものの、やはりどちらの学校にも行くイメージがつかない(/ω\)たとえ、2月の受験校が「全落ち」したとしても、1月の合格校に行く気が親子ともにないのです。学校説明会にすら行っていないのですから(^^;)

・・・そしてここから肝心の「受験3校目」について。

こんなことをする親子、もしかしたらあまりいないのかもしれません。塾にも家庭教師の先生にも、誰にも相談しないで内緒で受験を決めるなんて!

埼玉受験・・・付属志望の娘にとって、「ここなら行く」と思える埼玉の学校はたった1校のみ。「青山学院大学系属浦和ルーテル」だけです。

浦和ルーテルはまだ「系属校」で「付属」ではありません。卒業生全員の推薦入学ができるのは「2031年から」といわれていました。それでも、青学の系属校になってからは志願者が爆増。前年度2021年は4倍5倍に膨れ上がってしまい、「普通なら受かる子が落ちる」状況・・・なので、受験したい気持ちはあれど、わたしたちは最初からあきらめ、受験は考えていなかったのです。家庭教師の先生にチラっと相談した時も、「やめたほうがいいですね~。去年わたしの教え子で受かった子、できる子でもゼロなので」なんて言われたものですから(꒪ꇴ꒪|||)!!やっぱりダメか・・・

「2月に落ちたらここに行く」と思えるのはここだけ。でも、本番前に「不合格」をもらうのは、この子の性格的に避けたほうが無難だと思い、最後の学校説明会もついに見送りました・・・

それでも、他の2校はどう考えても「通う」イメージがつかない。わたしとしては、なるべく1月に「ここなら行きたい」という学校の合格が1校ほしい。でも、倍率に押されて戦う勇気がない・・・最後、娘に「受けない」意思確認をしてみたところ、なんと・・・かえってきた言葉は「やっぱり受けてみたい」(⚆.̮⚆)!

わたしも、心のどこかで「チャレンジしてほしい」と思っていたこともあり、正直とてもうれしかったです。「倍率はきっと高いだろうからそれなりの覚悟はすること。ダメもとで受験し、極度に落ち込まないこと」をしっかり確認し、願書を出してみることにしました。家庭教師の先生にも塾の先生にも内緒で・・・まわりに「ムリ」と言われながら受験して、落ちて「やっぱり」と言われたくないと娘が言うので(^^;)

そして「極秘受験」がスタートしました(笑)その時点で出願3日前(◎_◎;)説明会はとっくに終了しています。この状況どうしよう?!ルーテルは他の学校のように過去問発売がないので、試験対策はただひとつ。学校説明会で配布されるという過去問をもらうしかないのです( ;∀;)( ;∀;)

それで、イチかバチか学校に電話。すると、「事務室まで来れば過去問差し上げますよ」と言われ、翌日、小学校から帰った娘を引き連れ一緒に浦和まで取りに行ってきました( ̊꒳ ̊◟ )⁾⁾⌯૩૩૩

無事に過去問をゲットし自宅に帰った後、封筒の中を見て唖然・・・「解答、入ってないやんけ~~(((((((⊙ө⊙))))))!!!」入っていたのは、2021年第1回の過去問と答案用紙だけでした(泣)

解答がないなら採点と解説は誰が指導??どうする??極秘受験だよ??・・・もう、これはムリだとあきらめ、家庭教師の先生に受験することを告白(笑)すると先生は、「そんなに受けたいなら、練習だと思ってやってみましょう!!」と意気込み、娘が解いた過去問を自ら解いて採点してくれました。

「やっぱり厳しいですね」・・・そんなふうに言われるかと覚悟していたのですが、出てきたことばは意外にも「悪くない」(⚆.̮⚆)「ちょっとしたコツを掴めば思ったより戦えるかも」・・・そう言うのです。

社会はわたしが採点・・・アレ??たしかに悪くない◔_◔??習ったことのない「世界地理」と、「100点取らせないぞ系」の難問を除き、わりと答えられている。でも、うちができるならきっとみんなができるはず。これはおそらく、ミスした順に落ちていくパターン??

それでも、「名前を書かない時は0点だよ!!」といつも言っていました↓これやったら完全にアウトです!

たった1回の過去問でも、やるのとやらないのはだいぶ違うと思いました。試験時間も問題数も学校によって異なるので、「感覚」を掴むことはかなり大事。特にこの学校は「社会と理科合わせて45分」という変わった形式なので、時間配分に慣れておかないと少々不利。

そして、わたしは出願に関して「もしかしたら」という希望をひとつもっていました。それは「倍率」について。

去年志願者が爆増したなら、普通に考えて今年はそれを懸念して受験者が減るんじゃ??・・・こんなことを考えていました。でも、こんな単純なことは誰でも考えそうなので、そう簡単ではないのだろう。所詮は素人発想だとは思いながらも、その期待が消えなかったんです。

・・・そしてついに迎えた受験日。ルーテルの送迎バス乗り場で子どもと別れるのですが・・・アレ??人が少なくない◔_◔??募集はたった10人20人の枠に、たしか去年は300人近く受けていなかったっけ??

わたしの勘は間違っていなかったようで、なんと2022年度の受験は、蓋を開けてみれば昨年より男女ともに「5割以上も志願者減」という結果になっていたのです!・・・出願、あきらめないでよかったஇoஇ

肝心の試験。ルーテルはグループ面接もあったので、この日のために面接用の服を準備。簡単な受け答えだけをわたしと練習していきました。面接官の先生がとてもやさしく、終始リラックスして答えられたそう。聞かれた質問は1点のみで、「将来は何になりたいですか??」・・・今朝電車の中で練習したやつじゃん!(^^)!

受験を重ねるごとに、テストが思うようにできた時は表情でわかるようになり、ありがたいことにこの日も笑顔で口数が多い様子。「全力は尽くした」との言葉だけ聞き、まだ暗いうちから早朝出発した我われは、電車の中で疲れ果ててクタクタになって帰宅・・・あと数時間で出てしまう合否を待ちました。

・・・結果はまさかの「合格」。この時の喜びは、2月の第一志望を超えていたかもしれません。「厳しい」と言われるなかで手にした「合格」。倍率が下がったこともたしかにありますが、力が確実についていることを証明できたように思えたのです。「わたしは2月に落ちたらここに行く」・・・心からそう思える学校を本番前に手にしたことは、何よりの安心材料となりました(^^)

娘をちょっと見直したのは、その翌日以降2月の受験が終わるまで、この合格のことを一切口にしなかったことです。合格してうかれてしまうのかと思いきや、「忘れているのか??」と思うほどひとことも口にせず、ひたすら2月の本命に向かって気持ちを切り替えて勉強しているようでした。「子どもなりに強い覚悟で臨んでいるんだな」と家族も気持ちを正され、その合格はしばらく「封印」することに。

そして、これを早稲アカに報告する時が・・・先生はめちゃくちゃムっとしていました(笑)「黙って受験するのはやめてください( ー`㉨ー´)!」と軽く怒られてしまい・・・スイマセ~~ン(T_T)たしかに、塾の「合格速報」にアップしないといけませんからね(笑)!

・・・以上、わが家の1月受験のお話です。

なにしろ1月の受験では学ぶことが多く、とにかく「受けてよかった」の連続だったように思います。「早朝に出かけるパターン」「朝からどれくらい食べられる??」「この子は本番ではどんなタイプ??」「この荷物はいる、これはいらない」・・・などなど、いろんなことが2月への心の準備になりました。

今回娘が進学した中学に、埼玉の受験校で机が隣だった男の子がいるそうです。試験の時、娘が落とし物をしてそれを拾ってくれた男の子・・・学校の廊下で再会したらしい!お互いに覚えていて、ちょっと不思議な感じだったそうです(^^)付属志望なら併願パターンも似てくるので、有りうる話かもしれませんけどね!

わが家のように、学校説明会にも行かず直前に決断してもなんとかなるパターンもあると思います。やってみなければ結果はわかりません。やらなかった時の後悔はきっととても辛いです。最後まで親子であきらめず、納得のいく学校を悔いのないようチャレンジしてほしいです!

がんばってください!いつも影ながら応援していますヽ(^o^)丿☆彡