過去問は何が大事??運命を決める親のサポート

おひさしぶりです!9月に再開する予定のはずが、2ヶ月も遅れてしまい本当に申し訳ありません( ;∀;)いろんなことが重なってしまい日々時間に追われていましたが、やっと落ち着いて書けるようになったので、今日からまた来年2月の受験までブログを再開したいと思います。

取り急ぎみなさま、そしてお子さまはお元気でお過ごしでしょうか?まずは夏休み、無事に終わりましたか(^^)?今は過去問に全集中している時期ですね。そんな中でも時間をやりくりして学校説明会に参加したり、あと2回で終わる合否判定テストの対策をしたり、または第一志望が揺れ動いたり・・・1日1週間が嵐のごとく過ぎ去っていることと思います。毎日、本当におつかれさまです!(^^)!あと少しですね★

あんなに暑かった夏が終わり、トンボが飛びはじめ涼しい風が吹き始める頃、「いよいよ最終章だな(; ・`д・´)」・・・と、本番に近づいていく恐怖を感じたのを覚えています。でもまだ大丈夫。3ヶ月あります!

とにかく今は「過去問」ですね!11月に入った頃は、娘は過去問をはじめてまだ1ケ月ほどの時期でした。早稲アカから配布された2冊の「過去問進行表」の最初の提出は「9/27」。第一志望~第四志望まで、いつどの学校の過去問をやるのか、先生に予定表を書いてもらうのですが、これがまったく予定通りに進まず、途中からはこちらの好き勝手にスケジュールを変更して進めていました(^^;)

自分だけで過去問をやるなら、低い点数でも見るのは自分だけ。でも、「先生に点数を見られると恥ずかしい!!」・・・これがうちの娘でした。このタイプは少々危険かも(-_-)

ちょっとここで、塾で娘が一番仲良しだったお友達について書いてみたいと思います。過去問を子どもだけに任せ、親が管理しないとどうなってしまうのでしょうか◔_◔??

娘とそのお友達は第一志望が同じでした。だから自然と、塾で「過去問何点だった?」という会話になるわけです。うちの場合、過去問は親(わたし)が徹底管理。「徹底的に管理する」というのは、「マルつけ容赦なし」もそのひとつ。過去問採点時に「これは〇でいいかな~」なんていう「甘え」は厳禁。もちろん、1点でも上げたい気持ちでいっぱいですが、それでは何の意味もないと思っていたので、心を鬼にして一字一句の間違え、読めない数字もぜんぶ「×」。常に「採点者」の目で厳しく〇×をつけました。それが本番への力になると思ったからです。

当然ながら、最初の頃は点数なんて思うように取れません。でも、輪をかけて娘がショックを受けていたというのは、過去問をはじめた当初から受験直前まで、一貫してそのお友達は「合格者平均点」を上回る点数を取っていたというのです(⚆.̮⚆)!

こんなにがんばっているのに点数がとれない娘はそれがとてもショックで、合格するまでそれをわたしに言いませんでした。わたしも、もし聞いていたら焦りが出たと思います(/ω\)・・・そして合格発表の直後、娘の携帯にそのお友達から合否を尋ねる電話がかかってきました。当然ながらそのお友達は余裕で合格すると思っていた娘は、なんとか自分も合格でき一緒に登校できると喜んでいたのです・・・が、そこでまさかの結果を聞き愕然としていました。「なぜ自分より点数のよかったあの子が(@_@。??」

でも、そのお友達が過去問を自分で採点して「早稲アカノート」を提出していたと聞き、それで納得いくような気がしたのです。厳しい採点管理の中での合格平均以上なら、合格できないわけがありません。

もちろん、ひとりでちゃんとできる子もいるとは思いますが、過去問対策は「甘えのない強い気持ち」がないと成果を期待するのは厳しい!

ということで、「塾の先生に褒められたい。低い点数なんて恥ずかしい」なんて思っている娘ですから、採点をひとりに任せたら大変なことになりそう!そんなわけで、最初から徹底的に管理しました。その結果、最初の過去問は悲惨も悲惨な結果に・・・

算数35点(笑)合格者平均77,9点ですから、これはもう「絶望」を感じざるを得ない瞬間でした(^^;)家庭教師の先生も、さすがに顔がひきつってました(^^;)

でも、ここから4ケ月粘った結果、直前には合格平均がちゃんととれるようになってきたので、今もしこんな点数だったとしても大丈夫!まだまだできることはあります・・・といっても、適当に「大丈夫」なんて言えないので、「過去問で何を大事にしたのか」を書かないといけないですね!うちの場合、このやり方でちゃんと合格できたので、よければ参考程度にご覧下さい(^^)

とりあえず、面倒なのが塾へ提出する「過去問ノート」。解いた過去問をノートにまとめ、上の「過去問進行表」と一緒に提出します。この「ノートまとめ」・・・自分でやらせたほうがいいのかなと思いましたが、これはけっこうな時間のロス。ノートを作っている時間があるなら、間違えた問題を解いてもらったほうが有効だと思い、娘はひらすら問題を解き、それをわたしがまとめてスクラップノートを作っていました。

全教科の先生にチェックしてもらうので、最初は「きれいに作るのがちょっと面倒」なんて思っていたんです。でも、誰もが見やすいように整理して過去問をまとめると、あとで間違えたところがすぐわかるので、こちら側の効率も上がり時間のロスが少ないことに気づきました。それで「ノートづくり」に途中からハマり出してしまったのです(^^ゞ一度、塾で先生に「ノートすごいね」と言われたそう(笑)作ってるの、親だよ~~♪

過去問を切り貼りするので、ノートは100均で大きめサイズを大量に購入(みんな同じことを考えているので、その時期近所の100均はノートが売り切れ続出だった)。過去問の年度ごとに使い分けたので、もう何冊買ったかわかりません!

この時期、朝から晩までA3コピー機に張り付いていたような気がします(^^;)解答用紙を原寸大にコピーしたり、間違えた問題をピックアップしてコピーし、それをハサミで切ってノートに貼る作業・・・

過去問の解き直しは家庭教師の先生にお願いしていたので、先生が来た時、どの問題ができなかったのかすぐにわかるよう、問題用紙のほうにあらかじめ◎×をつけておきました。答案を見るより、問題のほうに「◎×」をつけたほうが、先生は見やすいとのことだったんです。そこに「なぜ間違えたか」を本人に書かせておくと、あとで見た時になお効率がいいですね(^^)↓

模試と同じく過去問も、解いて点数を見たらその後は放置しやすいんですよね(/ω\)・・・でもやはり、「解いた後」が一番重要。わたしは時間をあけず、新鮮なうちに解き直しをさせていました。時間が空くとどんどん忘れてしまいます!

解き直しは1問も漏らさず、「ちゃんとやったか」を厳しく管理。わたしも思っていたことですし、家庭教師の先生もまた同じことを言っていましたが、「解き直しの濃度」で、合格にかなり影響が出るのではないでしょうか??

解説を見たり、家庭教師の先生に教えてもらって納得しただけでは足りません。後日同じ問題を出して、解けたらホンモノ。意外にこれがやってみるとできないもので、何度か繰り返してきちんと解けた時・・・それは確実に力になっています!

(翌日解けた時には「OK」マークをつけました)

何が大変て、この管理が超大変(泣)できない問題をピックアップして繰り返し行う作業・・・過去問は何年もあるので、どれをやって何をやっていないのか、きれいに整理していないとわけがわからなくなってしますのです!

わたしも初めての経験で、何のやり方も見ず、ただただ自分の感覚だけで行っていました。自分の子は親が一番わかっているので、「ちょっとコレまだわかってないかも」・・・を追求していた結果、娘にはこの「解き直しを徹底的にやること」が、確実に実力をつけていると実感したのです!

家庭教師の先生は、過去問の時こそ最大の頼りでした。「お金をかける価値はここにアリ」と思ったのは、「時間のロスを極力なくせる」ことです。

この時期は1分でさえ貴重。過去問もスムーズに無駄なくこなせるのがベストです。解いた過去問を先生に見せれば、問題を見た瞬間「できなければいけない問題」と「今はまだ不要」を見極めてくれるので時間のロスがありません。

第一志望の過去問でさえ、最後まで「これはやらなくていい」という問題がありました。「この問題はスルーしても合格できる」と先生が教えてくれなかったら、「捨て問」に貴重な時間を費やして必死になって取り組んでいたことでしょう!

過去問の採点は、最後の最後まで心臓が止まりそうなくらいドキドキした大嫌いな作業でした(/ω\)「また合格点に届いていなかったらどうしよう」・・・合格者平均よりだいぶ下の点数だった時のあのショック、今でもトラウマなんです(-_-)

算数に関してはそれが直前まで続き、本当にツライ日々でした。でも!!このコツコツした努力が実る時がついにきたのは、本番の1週間くらい前だったかな??・・・算数が合格平均を大きく超えたのです( ;∀;)しかも、直近2021年の問題で!!

「過去問は大事」というのはよく聞くことばです。本物の答案や問題のタイプに慣れることも大事ですが、「解き直し」は最重要ではないかと。第一志望の過去問で「解けない問題はない」と思って本番を迎えることほど、最強の自信はありません!できない問題をできるまでやるのかやらないのか・・・というより、そもそも忙しい子どもはその管理ができないので、まずは「できない問題の管理」を親がやるのかやらないのか、「わたしのやる気の問題だな」と思ってました(^^;)

過去問・・・お子さんと一緒に二人三脚で思い出に残るノートが作れるといいですね!今開くとなつかしさでいっぱいです(^^)

あと3ケ月でこの生活も終わります。遠かったゴールも次第に見えてきましたね!ここからは体力と気力の勝負!お母さんもお子さまもたくさん食べて、あたたかくしてココロ元気に乗り切っていきましょう☆彡

影ながらいつも応援しています(*^-^*)