学校説明会より大事?!必ず行くべき2大行事

そろそろ学校説明会がどこでも始まっている頃でしょうか(^^)?/予約を取るのも、何校もスケジュール管理するのも一苦労ですよね!説明会にオープンキャンパス、模擬授業体験・・・公開行事にもいろんなものが用意されていますが、個人的に生徒の様子が一番伺えたと思うのは、「学園祭」だったような気がします(^^)/

学校説明会は、座ったままビデオを見てパンフ見ながら先生方のお話を聞いて・・・時に在校生が代表でスピーチしてくれた説明会もありましたが、全体的に学校の「いいところ」しか見えにくく、イマイチ本当の姿が見えにくいような気がしたんです。事前にきっちり原稿をチェックされた在校生のスピーチ(悪いことなんて言うワケない)、キャンパスライフを撮影した映像(よくないところは写さない)・・・説明会用に準備されたものに悪いところなんて、普通はないですよね(^^;)

もちろん、入試傾向や進学について大事なことが聞けるので、試験を受ける可能性があるなら説明会には1度は行くべきだと思いますが、「生徒本来」の姿を見たいと思ったら、「学園祭」は行く価値があるイベントではないかと思います(^^♪

そもそも去年はコロナが猛威を振るっていた頃。次々と学園祭が公開中止になり、ほとんどが「学内開催」になってしまったんです。でも、それもまた学校によって対応が違うところが興味深く、今回入学した第一志望のように、バンっ!!と即刻「公開中止」を決めてしまう学校もあれば、個人的に好感が持てた学校は、「みなさんにどうしても学校を知ってもらいたいから」と、すぐには学園祭の中止を決めず、日ごとに様子を見てギリギリまで可能性を残してくれたところなんです・・・都内の某女子中。

併願校として願書も出したものの、試験を受けることはありませんでしたが、わたしが見た学校の中ではすべてにおいて「受験生に寄り添った対応」だったな~と感じた学校です(^^♪「入試の日は寒いので、ひざ掛けやカーディガンを使って下さいね!」とか・・・きっと、入学してからもこういうふうに生徒に寄り添ってくれるのだろうと思い、併願を決めました。結局、ほとんどの学校が「学園祭公開中止」を決めたにもかかわらず、そこは人数を少数に絞って学園祭に入れてくれたのです。しかも、「先輩が案内してくれる」という楽しい企画つきで!!

こんな対応ひとつでも、学校を比較するとなんとなく雰囲気の違いが垣間見れることがあります。これが当たっているかはわかりませんが、入学した中学はわりと行事の「中止」を即刻出すタイプ。移動教室等、さまざまな行事において「守りに入る」感じがあります。まぁ、それはそれで色々と言われちゃうので仕方ないのかもしれませんが、個人的にはそのあたり、もう少し生徒に寄り添ってくれるとうれしいな、と思ったところです(^^ゞやはりこういう部分、入学してからも出てきますね!

その女子中のオープンキャンパスにもすでに参加はしていましたが、「学園祭」というイベントはまったく違ってビックリ。模擬授業や校内見学などでは見れない、良くも悪くも生徒本来の姿が見れる貴重な機会でした。お祭り状態の中では、生徒も子どもですから「素」が出やすいんですよね!普段交わされている「ことば使い」「制服の着用」などなど隠さない姿が見られて新鮮(^^)/パンフレットのイメージだけではわからない本来の姿がよく見られる機会ですので、チャンスがあればぜひ学園祭系のイベントにも参加してみてはいかがでしょうか★

学校や生徒を見るなら「学園祭」・・・ほかに、もしこのイベントがあるなら親だけでも絶対に参加したほうがいいと思うのは「入試説明会」ですね!第一・第二志望で開催があるなら、仕事を休んででも、他のどんなことを差し置いてでも行かねばならぬ一大行事です=͟͟ ͞͞( •̀д•́)))=「行く・行かない」では「合格に差がつく」とまでは言わずとも、「やらなくていいこと」にかける時間のロスが減るかもしれません。

「入試説明会」は、入試問題を作り終えた11月あたりから開催されるところが多いです。たとえ「入試説明会」という名目ではなくても、この時期に開催される学校説明会では、すでに作り終えた入試問題からヒントをくれるところもありました。教科担当ごとに説明してくれることもあり、ビックリしたのは「算数で今年出すのは水溶液と~」なんて、出す問題を2~3個ハッキリ明言する学校もあったのです(⚆.̮⚆)!

ほかに入試説明会で役に立った例は、国語の記述問題。「解答すべきポイント」を教えてくれた学校です。80~100字の記述について、「解答の内容なんてどーでもいいです。あまり重視しません。問題の指示に従っているかだけで点数つけます」・・・と╚(•⌂•)╝要するに、「字数が守れているか(何字以上のような)」「ふたつ例を挙げて」のような、問題で指示されていることさえ守れば、中身はほとんど関係ないと言うのです・・・これなら「型」だけ覚えてしまえばいいので、対策に掛ける時間はかなり削減。説明会に行かなければわからなかった、とても重要なことでした。

こんなふうに、過去問にも書いてないことを聞ける可能性がある貴重な入試説明会は収穫が多いので、志望校で開催予定がある場合はぜひ参加できるといいですね!人気校なら予約を取るのは大変かもしれませんが、参加できるなら大きな収穫がありそうです(^^)/

あとオマケで、第一志望の学校説明会でやってよかったことといえば・・・説明会終了後に「ダメもと」で聞いてみたのです。「去年の入試問題」をもらえないかと(^^ゞ・・・市販の赤い過去問ならもちろん持っていますが、あれでは実際の問題枚数がわかりません。うちの場合、算数の「計算余白」がどれくらいあるのか知りたかったのです。過去問の本では「余白」なんてまったくわからず(>_<)

事務室に娘と聞きに行ったら対応下さり、「がんばってね」と言って娘に渡してくれました。それで実際の問題を開いてビックリ・・・余白が意外に少ない。これじゃ、いつものように計算していたらぜんぜん足りません(꒪ꇴ꒪|||)

実際のページ数で余白を確認したことで、「1問はこれぐらいのスペースで計算すればいいんだ」という「ページ感覚」にあらかじめ慣れておいたこと・・・これはかなり大きかったです!

国語もまた同様。市販の過去問の問題文は、ページ数削減のためビッシリ埋め尽くされていますよね。これも本物を見て驚きました・・・「文字でっか(´⊙q⊙`)」(笑)本のようにあんなに文字が小さくないんです。一文字が思ったより大きい!・・・ということで、自動的に問題文のページ数はかなり膨大。もし実物を見ていなかったら、文章の長さを掴むのに本番で焦ったのではないでしょうか??

本物を使って事前に「ページ感覚」を掴んで慣れておくと、本番で動揺しにくくなります。「大丈夫。やったことある」と余裕を持てるこの作業は、個人的にはかなり大事な作業だったと感じたことです。やるのとやらないのでは大きく差がつきそうなので、ここは親のヘルプができる部分・・・ぜひ手に入れておきましょう!学校に行かなくても、電話で聞けば郵送で送ってもらえる場合もあると思いますので、本番までに手元にあると安心ですね(^^)/

ちなみに、この「本物」を使った時期は直前の1月です。学校から頂いた過去問が去年の入試1年分。早稲アカの指示で「直近1年分の過去問はとっておいて1月にやる」と言われていたので、直前で本物の問題を使い、本番さながら「入試」のような緊張感で使いました。(*メンタルがあまり強くない場合、「直近問題を直前にやるのは避ける」とも言われることがあります)

塾でも同じ学校を受験するライバルはたくさんいるので「これで少し差がつくかな??」なんて思っていたところ、この問題をなんとその「ライバル」である「塾友」に手渡すことになる出来事があったのです!

1月の埼玉受験の会場で、2月の第一志望が同じ塾のお友達親子にバッタリ。わたしは、塾のママさんは誰ひとり知り合いがいないので、娘が同じ早稲アカのお友達を見て「あっ!」と・・・保護者の方もなんとなく「ライバル的」な感じなのかと思いきや、そのお母さまはなんと娘に「合格キャンディ」を手渡して下さったのです(⚆.̮⚆)!↓「一緒に合格しようね」と・・・初めて会ったというのに。

ライバル心どころか、桁違いの心の広さにわたしは感動してしまい、その御礼に先ほどの入試問題をコピーして後日差し上げました。まだ持っていないとのことだったので、それはそれは感謝され・・・(^^ゞライバルは少ないに越したことはありませんが、これを一人に渡したくらいで合格が心配になるくらいなら、そもそも合格なんてできないですものね!

・・・以上、今日は学校説明会について書いてみました♪限られた時間の中でスケジュールを組む説明会。やみくもに行かず内容を選び、ぜひ収穫あるものにしたいですね!!

さて、今週末は3連休。わが家は去年はこのお休みで1泊2日の旅行に行ったことを想い出します(*^-^*)受験中はこれが最後の旅行。夏期講習を目前に控え、しばらくこの先遊んでいられない状況になりそうなので、この日だけは何も考えず海に行く計画をたてました(^^)

「2日間は受験に関することを口にしない」と決めたものの、移動中に「地理」や「歴史」に関連するスポットを通りかかるたび、つい質問が喉まで押し上げられ、「ウっ(>_<)!」っと呑み込んだことを覚えています(笑)・・・いよいよ始まる夏期講習。やる気を出すきっかけになるなら、レジャーも悪くはなさそうですね♪おかあさまも夏休み直前、リラックスできる時間をぜひ作って息抜きしてください☆彡

今日もサポートお疲れさまです!

*次回の更新は7/19(火)の予定です。

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わたしの使い方:最初は普通に都道府県で答えさせ、次は逆に都道府県を言って、問題文にあるポイントを答えさせました。「熊本県といえば?」のような感じです(^^)

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