あの日・・・

水曜日の締め切りで、ブログの原稿作成にてんやわんやだった忙しい日の夕方、娘が学校から帰ってきて言いました。「わたし、受験してみたい」と・・・◔_◔いつも何かに影響され、「アレやりたいコレやりたい」と言っては、時が経つと徐々に言わなくなっていくタイプ。今回もまた同じだろうと大して真剣には聞いていなかったのです(^^;)

「そうなんだ」、なんて軽く聞き流していたのですが、めずらしく翌日も、またその翌日も同じように訴えてきます。さては自分で塾を調べ出す始末・・・「これはいつもと違うな」と感じ、わたしもいよいよちゃんと向き合って話を聞くことにしました。

なぜそれまで聞き流していたのかというと、「娘の気が変わる」と思っていたことと、もうひとつは連載中のブログ活動が忙しく、まったく余裕がなかったからなんです。中学受験について何も知りませんし、なんだか絶対大変そうなイメージ。わたしにはできなさそう・・・それに、いつも「遊ぼう」と娘が誘うと、「今日塾だから遊べない」と断られたお友達は、みんなたしか低学年から入っていたような??

・・・今何年生??5年生の秋だよね(^^;)?間に合わないんじゃない??

「ちょっと遅いから、高校からでもいいと思うよ」と言うと、「でもやってみたい。塾に入ってみたい」と、めずらしく強い意志を見せます。

母「なんで??なんで受験したいの??今遊ばないと、中学生になったら部活で忙しくなって外で思いっきり遊んだりできないよ??」

娘「だって中学受験すれば、高校とか大学とか受験しなくていいんだよね??」

母「たしかに、そういうところに入ればそうかもしれないけれど、別に高校受験も悪くないと思う。自分の意志で行きたいところをみつけやすいし、ママもそれでよかったと思ってるよ」

娘「そうじゃなくて、中学行ったらずっとダンスだけやりたいんだよ!受験勉強に時間を取られないで、何も考えずダンスに打ち込みたいの!」

・・・そういうことか。たしかに、キレキレのダンスはわたしが見ても上手いと思う(^^;)でも、そこまで真剣に考えていたとはね!

自分なりのちゃんとした理由があると知った以上、こちらとしても動かないわけにはいかず、早速インターネットで「遅く始める中学受験」「遅くても間に合う」などのワードを検索開始(笑)

まずそこで目にしたのは・・・「御三家」ということばです。「遅く始めて御三家合格」「今からでも間に合う御三家」などなど。

「御三家」って何(笑)??・・・恥をしのんで書きますが、始めた時、わたしはそんなことも知らなかったのです!それから、中学受験ではあたりまえのように耳にするわけで、ママさんのお友達が「あの子すごいよね~○○目指すんだって~」なんて言うのも聞きましたが、娘の目指す方向とはまったく違っていたので、わが家には最後までご縁はありませんでした(^^;)

・・・とりあえず塾だよね??どこがいいんだろう。塾の名前も知らないので、「中学受験」と検索をかけ、上に挙がってくるところに片っ端から資料請求。内部からの進学率が高い大学付属校に多く合格を出している塾に電話をしてみることにしました。

無知のわたしの大きな勘違い。それは、「塾に入りさえすれば合格させてもらえるだろう」・・・そんな甘~~いことを思っていたのです(/ω\)たしかにそういう子もいるのですが、うちの場合は大きな勘違いでした(笑)そのお話はまたいつか説明させて頂くとして、とにかくどこかの塾に入らねば(っ•̀ω•́)っ

そして後日、某塾の入塾テストを迎えました。そこで、とんでもないことが待っていたのです・・・

つづく。