計算ミスが減った!「大問1」を落とさなくなった理由

スイマセン!更新が滞ってしまいました(´;ω;`)ファッションブログと仕事が重なり、書く時間がなかなか取れず・・・(泣)これからはなるべく、短くても日々更新できるように頑張りたいと思います!

ありがたいことに、こんな素人のブログでも徐々にアクセス数が増えており、「遅れ素人受験」への共感を少しづつ実感しております(^^;)少しでもお役に立てる情報が書ければいいなと思いますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします!

・・・さて、前回の続きですが、強烈なあの個別塾の校長と決別したお話で終わりましたね(^^;)今日はその先を少しと、そして「算数の計算ミスが減った件」について少々書いてみたいと思います。

時は1月の終わり。わたしは、1/29(金)の日記に書いた時の気持ちをまだよく覚えています。

「受験学年になるのが怖い」。

1/29の夜、塾に迎えに行くと出てきたのは6年生。3日後の2/1に本番を控えている、6年生にとって「早稲アカ」最後の塾の日でした。「あ~もうあと数日で、いよいようちが受験学年になってしまうのか・・・そして1年後は本番?!」・・・そう考えると怖くて、5年生でいられる時間が1日でも長くあってほしいと祈るような気持ちでした。

その時は受験勉強を始めて約3ヶ月が過ぎた頃。おかしな個別塾に入ってしまったし、もう来週は受験まで365日を切る・・・いよいよタイムリミットスタート。とりあえず、塾だけではとても間に合わないので、算数と理科をなんとかしなければ!!!・・・個別で失敗してしまったので、相当な焦りを感じていましたஇoஇ次はどこに行けばいいの??

そんなことをうちのパパさん(主人)に相談していると、パパさんが言ったのです。「先輩に相談してみようかな」と◔_◔。話を聞けば、大学時代の先輩が小学校受験専門の「受験塾」を営んでいるそう。早速電話してもらうと、思いもせぬ言葉を聞くことができたのです。

・・・「中学受験には詳しいので相談にくれば」と( °o°)!

次の日、家族総出でソッコー押しかけました(笑)青山にある大きな塾。待合室で座っていると、レッスンに訪れるご家族がたくさんやってきました。日曜にもかかわらず、ビシッと紺色のスーツで決めた素敵なご家族。お子さまは、みんなハキハキとわたしたちに「こんにちは!」と立派なあいさつをして通り過ぎます・・・。なんてすばらしい( TДT)うちの高学年よりよっぽどスゴイよ(笑)

そんなことを思っていると、パパさんの先輩が登場。早速相談をしている中、ひとつ驚くべき事実がわかったのです・・・なんとなんと、あの例の悲惨な個別塾の校長をよく知っていると!!「小学校受験塾」の前は中学受験に携わっていたとのことで、その個別塾の内情をすべて熟知していると・・・どこまであの校長と縁が(꒪ꇴ꒪|||)??

「とりあえず時間がないから急がなきゃね。勉強みてくれる子を探しますね」と・・・神っ(;☆ω☆)

すぐにその夜電話がきて、小さい頃からよく知っているという「現役医大生」の青年を紹介してくれることになりました。本人も中学受験経験者で、しかも5年生からはじめたという「プチ遅れ組」!「遅れている子の気持ちがわかるんじゃないかな?」ということで、早速その週末から週一回1日4時間、算数と理科を特訓でみてもらうことになりました・・・学校名からすると、たぶん「超秀才」。わたしはそれが逆にちょっと心配だったりもしました。だってそんな方は、遅れてはじめても「元が違う」はず・・・未だ計算さえできない子の気持ちがわかるのだろうかと・・・(この話はまた後日に続きます)

今日は別の話で、娘が苦労した「算数」について少し書いてみたいと思います。これはもう最初に、塾に入った頃に娘がどれだけ算数ができなかったかという、受験勉強開始3ヶ月の「成績」をお見せしたほうが早いと思います!(子どもとはいえ、一応プライバシーがありますので本人の許可を得て掲載しています(^^)

組み分けテストの結果です↓↓↓

出ました!驚異の偏差値「33」(⚆.̮⚆)!!算数は200点満点中、堂々たる40点。順位はほぼ最後ですね(^^;)

受験学年になったころの成績は本当にこんな感じでした・・・今考えると、はじめたばかりなので仕方のないことに思えますが、その時わたしの顏は真っ青( ຶ- ຶ) 

でもご安心ください。こんな成績でもここから1年後には、第一志望の付属校に入れるくらいの実力がつきましたので、同じように遅れて入られた方も、今から本気出す方も、やる気さえあれば間に合うと思います!

ちなみに、この時点のわたしの「素人っぷり」はといいますと、恥ずかしげもなく書きますが、「偏差値」についてよくわかっていませんでした(^^;)「塾が示す偏差値表と、首都圏模試の数値がなぜこんなに違う??」・・・そんなことを見比べて頭を抱えていたんです(笑)

わたしは塾のママさんの知り合いがひとりもいなかったので、ほとんど自分で調べたりしていました。心細いこともありましたが、いろんな情報が入ってくると自分が「ブレて」しまいそうだったので、直感に頼って孤独にすすめていたのです(;_;)情報は少ないけれど、「平常心」を保つことはできたと思います。

さて!まずはこの成績を塾の先生に相談。

先生「中学受験は算数勝負ですからね~」・・・え、そうなの??

先生「せめて大問1(計算)はとって欲しいんですよ。算数は配点が高いから、ここは確実にとっていかなきゃいけないところなんです」

それで娘に聞いてみました。「なんで大門1落とすの?」・・・すると、驚きの言葉が。

「やり方知らないから」・・・(꒪ꇴ꒪|||)はっ??

大問1の定番、「四則計算」・・・6年生になるこの頃、もう基本の計算なんて授業ではやってくれません。計算もできないのに、授業でやっているのは「平面図形」(笑)・・・しかも「まとめ」。5年の終わりから入るというのはこういうことなんだと痛感しました。今考えると娘の場合、算数の単元「終わり」から「受験初期」に遡って学習していった感じです。

それで、塾に「計算のやり方がわからないらしい」と相談したところ、算数の先生が授業前に計算をみてくれることになりました。1回目の補講後・・・「計算てこうやればいいんだね」と、今さら納得した様子で帰宅(^^;)その後すぐに先生が電話をくれ、「彼女、できないんじゃなくて知らないだけです。大丈夫、間に合います」と言ってくれました。さすがサービス業!!「励まし力」に感謝。その言葉にずいぶん救われましたΣヾ(;☆ω☆)ノ

でもこのあと、大問(1)自体は「できない」ことはなくなったのに、それでもなかなか点数が取れない・・・それは恐怖の「計算ミス」。これにしばらく悩むことになりました。そして「計算ミス」に加え、「転記ミス」。答えは出せているのに解答欄への写し間違いです(泣)

以後、毎朝行う計算を徹底的にわたしがチェックすることにしました。使うのは「予シリ」の計算。どの塾にも「計算本」はあると思いますが、これ、めちゃくちゃ大事ですよね!2/1の本番まで、毎朝欠かさず全ページやり切りました。

まず、どうして計算間違える◔_◔??・・・責めたところで1点も上がらないので、こちらが見抜けるところを細かく分析。するとまず、娘の場合は計算の数字が「超雑」ということがわかりました↓

急いで解こうとすると数字が崩れ、計算中に「違う数字」と見間違えてしまう!「4」なんですか?「7」なんですか??

・・・これくらいのことならば、みなさんはすでにご存じかと思いますが、「数字」は意外に重要ポイントらしく、学校説明会に行った時、算数の入試担当の先生がまったく同じことを言っていたんです!「これはもう、本当に多いです。数字が汚くて読めません。もちろん全部×になります。」と( ⊙᎑⊙ )・・・どうやらうちだけではないらしい。

そしてもう一つみつけたのは、計算途中の数字が異様に「小さい」こと。最初の頃、自信がない表れなのか「アリより小さくない??」っていうくらい小さい数字で計算していました。計算スペースはたくさんあるのに、指先くらいの極少スペースで計算する(笑)もっと広いところに書きなよ!!

子どもの性格にもよると思いますが、うちの場合「間違いを見られたくない」という思いから、自分だけが判読できる数字で書く・・・挙句の果てに、小さすぎて最後は自分も間違えるっていう悲劇(-.-)

急いでいるのはわかるから、「きれいに」とは言わない。けれど、気持ち「ていねいに」書く。そして「大きく計算する」・・・この2点が改善されたとき、娘の場合は点数が急に10点くらい伸び、下がることはありませんでした。あたりまえっていえばそうなのかもしれませんね!

子どもが自分で点数をつけると「甘え」が出てしまうので、毎朝わたしが「採点者の目」で厳しく◎×をつけました。ついでに計算の「解答欄」を「本番風」にオリジナルで作り、答えはこのプリントに書かせたのです。それまでは、テキストに直接答えを書き込んだりノートに書いていたのですが、それだとただの「計算練習」で終わってしまいがち。「絶対に落としちゃいけない大問1」は、模試や本番と同じ雰囲気の解答欄に書き込むことに慣れ、毎回緊張感を持たせたほうがいいと思いました。

そして、このプリントのもうひとつの目的は、解いた答えを解答欄に「確実に書き写す」・・・これにも慣れさせるためです。「計算ミス」に次いで多かったのがこの「転記ミス」。せっかく答えを出せたのに、娘はなぜかそれを確実に解答用紙に書き写せないことも多かった(泣)模試での緊張、集中力の欠如・・・答えを計算用紙から解答欄に書き写すほんの少しの間に、途中で何か違う数字が目に入ると間違えてしまうなんていうことが!

テストの結果を見るたびに悔し涙を流していました。計算用紙の答えは合っているのに、解答欄には違う数字・・・本番では泣くに泣けません!

この「オリジナル解答欄」は、そんなことで毎日使いました。「ていねいに、確実に」・・・そんな感じで、わたしがチェックするのは、「数字を読めるように書いて計算しているか」「転記ミスはないか」。これを毎日当たり前にできるようにしていったのです。基本中の基本かもしれませんが、「誰もができるところこそ確実にとれるようにする」。ただでさえ出遅れているのだから、なおさら落とすことはできません!

わたしのほうでは算数は教えられなくても、こんなことでヘルプをしていきました(^^)「練習でも常に本番の気持ちで臨ませる」・・・予シリの「計算」は、毎朝「大問1」のつもりでやってもらいました。おかげで最後のほうは、「自分が大問1を落とすのは絶対にありえない」と言えるまでに成長。そこまでには時間もかかりましたが、日々の「コツコツ」はあとで必ず実ると感じた出来事です。

・・・と、長くなりましたので、今日はこのあたりでおしまいにしたいと思います。

5月半ば・・・合判テストが始まり、次第に緊張感が高まってくるころでしょうか(^^)お母さん、お父さん、本当にお疲れ様です。みなさんの息抜きが一番大事です!親のリラックスが子どもの緊張感を解くこともあるので、苦しくなった時はぜひオリジナルのリラックス法で一息ついて下さいね☆彡外の空気を吸うだけでもぜんぜん違います!

なんて、わたしもそんな余裕はなかったです!ファイト~~!応援しています(^^♪