「冬期講習」行く、行かない??塾or過去問どちらをとるか

こんにちは(^^)最近、「対面からオンライン授業に切り替える塾が増えている」というニュースを見ました。収まりつつあると安心していたところ、またこうしてコロナが増えてしまう状況には、保護者の方々も心配事が尽きないのではないかと思います。毎日の受験サポート、本当にお疲れさまです(*^-^*)

今年2月の受験シーズンは、たしかコロナ感染者数がピークだった記憶があります。本当に焦ったのは、本番直前で塾がオンライン授業に切り替わってしまったこと(T_T)2月の本番を目の前にした時期に、娘のモチベーションが下がりやすい「オンライン」になってしまったんです・・・

1月の終わりごろ、感染者数が2万人近くになってしまい、塾の卒業まで「あと3回」という最後の最後で突然みんなとサヨウナラ・・・オンラインでの激励会はあったものの、これまで一緒に頑張ってきたお友達、そして先生と「明日からがんばろうね!」なんて会って話すことはもとより、今後はもうみんなに会えないかもしれないというのに、お別れもちゃんとできないまま中途半端に塾のラストを迎え、そのまま卒業することになりました( ;∀;)

最後の追い込みを対面でやってもらいたかったことももちろんありますが、クラスメイトに突然会えなくなり、そのまま卒業なんてかわいそう(T_T)みんな仲が良かったのに連絡先もほとんど知らないまま中学生になり、そのままバラバラになってしまったんですよね(泣)

・・・さて、そんなコロナピークの受験・・・「女の子」の親であるわたしは少しハラハラていました。こんな状況ですから、どの学校も事前・直前の体温検査が必ずあります。サーモグラフィーで精密に行う学校もあり、管理はかなり徹底。

なぜ心配なのかというと、6年生で初潮を迎えた娘は、生理前になると体温が37℃を超えることがよくあったからです;(´◦ω◦`):2月の本番はまさにその時期に重なる・・・体温はやっぱり37℃近くまで上昇していました。「もしかしたら入れてもらえない??」「コロナ受験者特別枠の日になるの??そしたら試験内容はどうなる??」・・・いろんなことが頭の中を駆け巡る中、恐れていたことが・・・

2/1の午後受験の学校で、サーモグラフィーに引っかかってしまったんです(¶⁋ ▾ ¶⁋)やっぱりきたか。

でも、事前に記録した体温表を持参して事情を説明をしたらOK。きっと、こういうパターンは学校側も想定しているのかもしれませんね!ホッ(T_T)

生理のタイミングはとても心配でした。本命受験の日におなかが痛かったらどうしよう・・・考えたら心配は増えるばかりです・・・が、これも運命。「行く学校もどこになるかは運命」だと思い、おなかをあたためる対策や持ち物等はしっかり準備し、「もしも」の時にもひとりで対処できるようにしていきました(^^)/

・・・さて、いよいよ年末からは塾の最後の講習が始まりますね!「冬期講習」「正月特訓」、お申込みはされましたか??わたしは、夏期講習同様これもかなり迷いました(-_-)その2つの講習を受けたら、冬休み中、年末年始も休みが1日もなくなるスケジュールだったので!・・・自分の勉強、いつやるの??

冬期講習・・・44,000円だったのか・・・この時期は正直なところ、金額なんてもうあまり見てなかったです。

今塾に行って、ためになるのかならないのか・・・ほんとにそれだけ(-_-)

冬休みの初日から最後の日まで、1日も休みなく塾に行くことに意味があるのか、それとも家で過去問に少しでも多く取り組んだ方がいいのか・・・家庭教師の先生に相談しても、やはりハッキリした答えは出ないんです。ハッキリ断言してもらいたいのに、「個人の性格」「この時期の仕上がり方」で、ほんとにマチマチだそう・・・塾に行って友達に会っていたほうが精神的に落ち着く子もいるし、そんな場合じゃない子もいる。おそらく、家庭教師の先生のほうでも、この重要な決断を任せられるのは避けたいような印象がありました(^^;)「先生が言ったからそうしたのに!!」なんて言われてしまうことが、きっと過去にあったのでしょう・・・

塾に相談すれば、どうせ商売なのだから参加を勧めるに決まっているだろうとは思いつつ、ちょうど最後の個人面談があったので聞いてみることにしたのです。

・・・結果、この相談が「運命を決めた」と言えるほど、間違いなく風向きはここから合格に向かって行きました。

(↓塾の相談)

わたし:算数が過去問の合格点を超えません。これでこのまま冬期講習と正月特訓に行って意味ありますか??受験校がぜんぜん違う子たちが塾で同じ問題やるんですよね??休んで家で過去問をやっていたほうがいいんじゃないかと思うんですが・・・(ピリピリ焦っていたので、若干失礼だったかも(´;ω;`))

算数講師:ムダっていうことはないですよね。冬期講習もこれまでの仕上げですし、試験のテクニックのようなところも教えていきます。たしかに、参加しない子もいますよ。その分、家庭教師に来てもらうっていう子も同じクラスで何人かいますし・・・ただ、去年僕が教えた男の子でひとり、「算数の偏差値38から○○に受かった子がいるんです(20以上の差がある付属校)。その子、正月特訓を受けて急に算数が伸びたんですよね。冬休み中ひたすら算数を解きまくっていた末、「オレ、算数いけるかも」って言い出したんです。それで、その勢いのまま合格しました。なので、○○さん(うちの子)ももしかしたらそのパターンがちょっとあるような気がするんですよね、カンなんですけど。「正月特訓を受けたらから伸びる」なんてもちろん言えませんが、今だいぶ算数が仕上がってきている状態ですし、性格的にまわりに友達がいたほうがモチベーション上がるタイプなので、冬期講習から休みなく正月特訓を受けて、その勢いで1月の受験に入り込んでいくというのもアリかなと思います。

・・・そんなふうに言われました。要するに「最後に伸びる可能性がある」。これは以前にも書いた内容と重複しますが、本当にこの先生が言ったとおりになったんです。

ただ、この時わたしはかなり焦っていましたし、「そんないい話、うちにはない!」なんて思っていたので(笑)、「やっぱり正月特訓行きません」と、キャンセルしてしまいました。

それを娘に伝えると、なぜかとても悲しそうな顔(T_T)

娘:わたしは正月特訓行きたい。みんなと勉強したい。

わたし:あのね、この時期に友達と楽しく塾行くとか言ってる場合じゃないよ。算数の点数届いてないじゃん!家でじっくり志望校の過去問やったほうがいいと思うよ。N先生(家庭教師)が毎日来てくれるって。

娘:・・・わかった。

不服そうでしたが、言われたことに納得したのかあきらめた様子でした。それでその夜、N先生が家に来て授業をしたあと、「正月特訓行きたいって言ってましたよ」と教えてくれたのです(^^;)

N先生:思ったんですけれど、最後は決めさせてあげませんか?本人、ここまでほんとによくがんばりましたよ。最後は本人が思うように、したいようにさせてもいいんじゃないかな。正月特訓が終わっても、まだ1月もたくさん勉強できますし!わたしも来れますから。

わたし:・・・そ、そうですね(@_@)そうしましょう!!

先生にこっそり言うなんて、正月特訓に相当行きたいんだな。もしここで行かせないで本命がダメだった時、「やっぱり行っておけばよかった」なんて言われたら大変。それに、最後に決める権利があるのは親じゃなく、ここまでがんばった本人なのかも・・・そう思って塾に電話しました。「正月特訓、やっぱり受けます!!」

あ、それで正月特訓ていくらなんだっけ??・・・高っ(⚆.̮⚆)!5日間で6万円か・・・でも、朝から晩までだから仕方ないか・・・それにしても、ほんとにこんなに長時間勉強に集中できるのかな??

何年もやっている塾の先生というのは、やはりけっこうよく見ているんだな~と思いました。「娘は友達がいてモチベーション上がるタイプ」「偏差値38だった子とパターンが似ている」という話のとおり、娘はこの「正月特訓に行っていなかったら合格してなかったと思う」と言ったのです。志望校の過去問でないものの、特訓中は算数を解いて解いて解きまくり、その「量」に自信がついたような気がすると・・・それがその後の過去問に徐々に反映されていき、1月中旬から本当に点数が伸びていきました。まさに「勢い」。塾の先生が言ってたとおりの展開です。

朝、お友達と駅で待ち合わせして電車に乗り、おしゃべりしながら通うことも新鮮。校舎対抗で点数を競うテストもあったそうで、そんなチームワークで仲間意識をもつのもまた楽しい・・・帰宅するとグッタリ、なんていうことはまったくなく、毎日毎日楽しそうにその日のことを話してくれ、なんだか生き生きとしていました。

この間、過去問はできませんでしたが、わたしのほうでもなんだか「あきらめ」がつき、精神的にラクになったんです。「過去問より、今はこれでよかったのかも」・・・なぜかそう思えました。個別ではなく集団塾が合っていたように、最後の追い込みも、やはりひとりではなく「みんなと一緒」。本人が好きな空間で精神的に落ち着いて勉強をしている・・・これがこの時期大事だったのかなと思いました。

・・・以上、わが家の冬休みのスケジュールです。休みは1日もありませんでした!でも、後悔しないよう最後は子どもの意見を尊重して本当によかったと思っています(^^♪

最後に、ひとつ娘から聞いて「コワいな~~」と思ったエピソード・・・一緒に正月特訓に通っていた女の子のはなしです。

授業の机が隣だったそうなんですが、答え合わせの時、自分の回答を消して書き直し、〇をして提出していたそうです。それが特訓中、ずっと続いていたそう・・・(@_@)

まぁ、それも子どもならあるのかもしれませんが、「絶対に合格したい」と思っていたら、本番直前のこの時期、正月特訓に来てまでは少しおかしな行動のような??・・・それもそのはず、実はその子はなんと「地元の公立に行きたい」と娘に話していたそう・・・つまり「受験したくない」。1月のこの時期に??今??(꒪ꇴ꒪|||)

「自分は公立に行きたいのに、親がどうしても私立に行かせたい」と・・・だから正月特訓も来たと(T_T)4年生から塾に通っていたのに、今こんなこと・・・そして受験後、娘からその子が地元の公立に進学したことを聞きました・・・ものすごく喜んでいたそうです。

子どもの思い、親の思い・・・希望が上手く重なり合うのは難しいことなのかもしれませんが、あまりに乖離しすぎているのも親子ともにツライです。でも、これはめずらしいことではないようで、家庭教師の先生からもいろんなパターンで聞きました。

「クリスマスツリーをこの時期見ると吐き気を催すおかあさんがいます」・・・え??なぜ??これは、お母さんと子どもは地元の公立に行きたいと思っているのに、祖父母が「○○に入らないといかん!!」系。切羽詰まったのがクリスマスだったそうです(^^;)

なんだか、受験もいろいろな事情があるのですね(泣)

・・・先生方のアドバイスなどを重ね、充実した冬休みが過ごせることを心より願っています(^^♪

今日もサポート、お疲れさまです。寒暖の差が激しいので、お子さまはもちろん、おかあさまもゆっくり休んで、頭をリラックスさせてくださいね(^^)/いつも応援しています!!