・・・さて、いよいよ受験学年に突入した2月頃の1週間の「スケジュール」はこんな感じでした。
月:塾
火:習い事(ダンス)
水:塾
木:フリー
金:塾
土:医大生による4時間特訓(算&理)
日:フリー(月1でテスト関係)
塾は「月水金」と、土曜日に加わった「個別指導」。いよいよパパさんの先輩の紹介で、初めて医大生に会う日がきました。「怖い人だったらどうしよう(-_-)」・・・おそるべし例の個別塾で、某国立大学生に理科を教えてもらった時のこと。「ノートが1行ズレるだけで怒られるから行きたくない」なんていうことがありました。そのため、娘はかなり身構えた様子(⊗×⊗)՞
でも実際に会ってみて一瞬で安堵したんです。「医大生」なんていうので、いかにも頭の良さそうな風貌かと思いきや、意外にもオシャレでさわやかな好青年。「スノーマン」なんですか??なんて思ってしまいました(笑)勝手な偏見ですが、もっと冷たい雰囲気の方なのかと想像していたのです。聞けば、ほとんど「怒ったことがない」という温厚で優しさがにじみ溢れているような方。パパさんの先輩が、娘のために「人間性」で推してくれた人でした。
その青年が自身の中学受験で入ったのも大学付属校。そのまま進めば将来安泰なのに、わざわざ他の医学部を受験したそうで・・・「やりたいことがあるなら、付属はかなりいいと思うよ」と娘を励ましてくれ、その日から塾でわからなかった部分や遅れている未学習分を徹底的に教わる日々が始まりました。
初めての授業後、様子を聞いてみたのです。とにかくわが家には時間がないので、単刀直入に「見込みがあるのかないのか、正直に教えてほしい」と・・・すると、「彼女はすごくいい質問をします。僕も何人か生徒さんを見ていますけれど、授業が分かっていない子は反応でわかります。だからたぶん大丈夫だと思います」と(;_;)
娘の性格との相性もよさそうですし、しばらくはこの先生に任せてみようと思いました。ちなみに、その先生は自身が5年生の時から受験勉強をはじめたそうですが、親の手出しは一切なかったそう。塾以外はすべて一人で進めたそうです・・・「もともとできる」って、いいな~~~( ;∀;)
受験からそれほど遠ざかっていない年齢の方に教えてもらうメリットはたくさんありました。自分がやってよかったこと、ダメだったこと、夏期講習は行く行かない、ちょっとしたテストのコツやテクニック、息抜きの方法など、塾で教えてもらえないリアルな経験をいろいろと伝授してくれたのです。
遅れている身分としては、集団塾のほかに足りない部分を補ってもらえる集中的な個人指導は効果が出ないわけがなく、スポンジのごとく知識を吸収していきました。そして開始から2ヶ月後に臨んだ組み分けテスト・・・そこで念願のクラスアップを手にしたのです!
(つづく)
・・・今日は、忘れないうちに絶対にお伝えしたいと思っていた、「社会(地理)」に役立つわたしのおススメスポットをご紹介させて頂きます(^^)/
すでに訪問された方もいらっしゃるかもしれませんが、青山付近にある「伝統工芸 青山スクエア」はご存じでしょうか??・・・ここは、地理では避けて通れない「日本の伝統工芸品」を、一挙にまとめて見たり買うことができる貴重な施設なんです。
塾のテキストで「工芸品」を習っても、子どもにとってはイマイチ「はっ◔_◔??」・・・そんな感じではないでしょうか(^^;)実際に見たこともない、イメージしにくい全国の工芸品を頭でたくさん覚えるはちょっと大変。
このマーク↓・・・受験直前に「知らない」という子はほとんどいないのではないかと思います。「伝統マーク(伝統的工芸品のシンボルマーク)」ですね(^^)
2022年に娘が受験した5校では、このマークや「伝統工芸」に関する何らかの問題が出なかった学校は、見事にひとつもありませんでした。何かしらで必ず出題された、地理の単元の中でも非常に重要なポイントです。
単純にこのマークの意味を選ばせるシンプルな問題もあれば、わたしが見てきた中で特に多いと思ったのは、「工芸品と産地を結びつける」タイプ。問題パターンはさまざまで、表を埋める形式もあれば、こんなふうに「工芸品の写真」と「産地の地形」を選んで結び付けるような問題も時々みかけます↓
(高知県:土佐和紙)
「地形」を結びつける問題はつまり、「高知」と知っているだけでは答えられず、「全国都道府県の形を知らなければ選択できない」という、少々ハイレベル寄りな問題かもしれません。形を覚える作業は、通常の過程ですと何年生で行うのかはわかりませんが、わが家が行った方法をまた後日ご紹介させて頂きたいと思います(^^♪ちなみに「高知」→「いもむし」・・・こんなふうに覚えました。
それから、「伝統工芸を管轄している国の省庁はどこか?(経済産業省)」なんて書かせる問題もありますね(^^)「伝統工芸」はいろんな方面から出しやすい分野です!
問題が出される意味は、その学校が「ここには興味をもっていて欲しい」というメッセージと捉えることもできます。だから、この分野を多く出す学校は「日本の伝統を大事にしている」ような気がして、個人的には好感を持っていました♪
実際に目で見てインプットされたものは忘れにくいので、ぜひ「社会科見学」として訪れてみて欲しいです!大人も欲しいものがけっこうみつかります(^^)
ちなみに、娘はここで兵庫県小野市の名産品「播州(ばんしゅう)そろばん」の「合格お守りキーホルダー」を買っていました↓「5」か「9」で「合格(5か9)しかありえない」という縁起物。お守りとしてその後ずっと持っていたのですが、受験が終わったら突然「ストラップ」が切れちゃったんです・・・「ミサンガ」??
まだ訪れたことのない「兵庫県」、触れたことのない「そろばん」はどうしても繋がりにくい・・・「暗記」では忘れてしまいやすいのです。アイテムとしてゲットしたことで、重要な名産品を確実に1個覚えました。
・・・そして、そんなものに限ってテストに出たりするのです。。。これはもう、本当にビックリしました(´⊙q⊙`)どこかの受験校で、「兵庫」と「播州そろばん」を表に埋める問題がズバリ出題されたのです!・・・必死な親子に、神様がプレゼントを与えてくれたような気がしました(´;ω;`)
最近、通販で同じものを発見!↓↓↓テレビでも紹介された人気商品だったのですね☆彡
そしてもうひとつ、ここで頂いた「あるもの」が決定的に役立ちました。「全国工芸品ポスター」です↓↓↓これスゴイ。
ウロウロと歩き回っていたら、おじいさんに呼び止められました。「小学生ですか?これ差し上げますね」・・・と、いきなり大きなポスターを開き出すおじいさん。とりあえず誰なのかと思ったら、「館長さん」とのことでした(^^;)「工芸品をたくさん知って欲しいから、家に貼ってみてください」・・・ってこれ、目からウロコじゃありませんか ( ;∀;)社会担当としては、こういうのまさに探してました(涙)
塾のテキストにある図は、ちょっと小さくてわかりにくい。イマイチ覚えられるようなインパクトに欠けるんです。この巨大ポスターは、受験がなければインテリア的に?ちょっと貼るかどうかはわかりませんが(スイマセン)、受験期には超活躍アイテム。その日からバンっ!!と目につく壁に貼り、何気なくでもいいから目に入れるようにしました。「大島つむぎ」「熊野筆」「二風谷アットゥシ」「南部鉄器」・・・超重要アイテムの絵と場所を目で一度に覚えられるんです( ;∀;)
もしここに行くことがありましたら、ポスターを探してみるのもアリかもしれません♪個人的には、有料でも買っていたのではないかと思います(^^♪
・・・ということで、今日は地理のおススメスポットを紹介させて頂きました。お役に立てばうれしいです!
今日も塾のお迎えなどおつかれさまです!(^^)!寒暖の差が激しいので、お子さまもみなさまも風邪をひかないようお過ごし下さいませ☆彡
*地理に関してはこの本もおススメです↓↓↓地理の重要事項がまとめられているので、「覚えるべきポイント」を確認するのに役立ちます。大人が読むのもおススメです!