12月に国語の成績急降下!合否を決めた直前期の対策

こんにちは(*^-^*)いよいよ12月に入り、冬らしい寒さになってきましたね!遅い時間の塾の送迎、今日もおつかれさまです☆彡

去年のこの時期、小学校では2泊3日の修学旅行がありました。6月に行く予定がコロナで延期になり、雪の降る日光へ(@_@)「こんな大事な時期に塾を休んで平気かな??」「寒いところに行って体調崩さないかな??」・・・考えると不安ばかり。でも、「1~2回塾を休んだくらいで不合格になるなら、所詮それまでの実力か」・・・そんなふうにも思え、親子ともにピリピリした受験から少し離れるいい機会としました(^^)

・・・それにしても、修学旅行のタイミングがこの時期で本当によかったと思ったんです。出発したのは「合判テスト」の翌日。結果が出るこのタイミングに娘がもしも家にいたら、わたしは何を言ってしまったかわかりません(>_<)!12月の最後の模試にして、こんな恐ろしい結果を目にするとは、予想もしていなかったのですから・・・

わりと得意の国語が・・・まさかの平均点以下( TДT)。だいたいは偏差値「60」を超えていた国語が「43.2」まで一気に急降下してしまったのです↓↓↓・・・何が起こった(꒪ꇴ꒪|||)??

苦手な算数より下がるなんて、おそれていたことが最後に起こってしまったな~と思いました。国語・・・一応得意教科ではあるものの、時々ヘンに点数に波があったのです(-_-)

受験勉強担当は、「算・理」→家庭教師、「社会」→わたし、そして「国語」は本人にまかせてここまできました。4科の中では一番センスが見込め、算数が0点のために落ちてしまったサピックスの入塾テストでも、国語だけはなぜか半分以上できていた教科です。塾でもわりと好成績だったので、たまに悪い点数をとってきてもしっかりと原因を探らず、「たまたまだよ」なんて片付けていました。というより、算・理に時間がかかりすぎていて、国語をしっかりやる時間なんてなかったんです(>_<)

国語というのは、誰かに習ったところで点数が上がるものなのだろうか・・・たしかにテクニックはありそうですが、物語文・説明文は他の教科のように「これだからコレ」という明確な答えがなく、まさに心情を読み取るセンス・・・そんなふうに思っていたものですから、完全に本人まかせ。

時折、模試で不穏な点数をとってはくるものの、夏休み以降は比較的安定していたのでスルー。「点数の波はもうなくなった」なんて思っていました(+_+)でも、最後にこの結果というのは、やはり何か問題が残っているという証拠。試験本番でいい時の波が当たればいいですが、今回のような悪い波だったらどうしよう(¶⁋ ▾ ¶⁋)安定していないのは相当コワい!

第一志望校の過去問は、今のところ国語が引っ張っていてくれるようなもの。しかしながら、合格平均点を上回ってはいるものの、やはり時折微妙に波があるので、原因がわからないままでは本番で「悪い波」がくるのは十分考えられます。

ちなみに、12月の最後の模試は他の教科もサンザンな結果で、9月の模試で「第一志望70%合格」が出ていたところ、最後の模試は「25%」に下落。それでも、過去問をやりながら「合判と志望校は問題傾向が違う」とわかるようになっていたので、他の教科は無視。模試の結果はあまり気にせず、落ち込むこともありませんでした。でも、国語は違います!「詩・短歌・俳句」系が出る出ないはあっても、物語や説明文、漢字、選択問題等、レベルの違いはあれど基本的には似ています・・・だから、模試の結果を無視できないのです( ;∀;)

特にコワいと思ったのはこれです・・・正答率が高い問題を落としている!「92,7%」の問題なんて、ほとんどの子ができてるのになぜ間違えた(>_<)??しかも一つや二つではなく、けっこうな「落としっぷり」・・・なぜ今この時期に??

ほんと、修学旅行に行ってる時でよかった。この成績を一緒に見ていたら、直前期に「大バトル」を繰り広げるところでした(ˉ ˘ ˉ; )「やる気あるの??」・・・なんて言っちゃいそう。

はぁ・・・どうしよう。頼みの綱の国語が、直前にきて不安材料になってしまった・・・。本当なら、一番最後の模試でいい点数をとって「やっぱりわたしは国語が強い」と思って本番に臨んでほしかった。最後のこの点数を本番に引きずらないだろうか・・・不安でどうしていいかわからず、しばらく考え込みました。

わたしが教える??・・・でも、ピりついたこの時期に国語にまで参入したら、険悪な雰囲気になってしまいそう( ຶ- ຶ)それに、わたしではちゃんと原因をつかめるかどうかもわからない・・・悩んだ末、ここでもう一人、家庭教師の先生を頼んでみることにしたのです!

算理を教えてくれているN先生と同じ家庭教師センターに電話。この直前期ですから、先生の選択肢はないだろうとは想像していましたが、ここまで少ないとは思いませんでした(⊗×⊗)みつかったのは、電話をしてから約3週間後・・・年末ギリギリ、本番まで1ケ月前です!N先生が、「頼むなら志望校に合格実績がある先生にお願いしたほうがいい」と言うので、それを待っていたらこんなに長い間待つことに・・・さて間に合うのか??

・・・そして、N先生の時と同じように「おためし授業の日」。「女性の先生がいい」なんて以前は言っていた娘も、自分の点数に危機を感じたのか、さすがに「誰でもいい」に変わりました(笑)男性の先生に来てもらうことになったんです・・・どんな人だろう(。>ㅅ<。)!

ピンポーンと鳴り、インターホンに写っていたのは・・・お・おじいさん??白髪の芥川龍之介みたいなおじいさんが立っていたのでビックリ╚(•⌂•)╝予想とはあまりに違いましたが、おじいさんなら女の子でもちょっと安心かも(^^;)さっそく授業をしてもらい、終了後に面談をしました。

「今日の問題はよくできてましたよ。お嬢さん、国語苦手じゃないですよね??僕、センターからお嬢さんが国語が苦手だと聞いて来たんです。正直、この時期に苦手だから点数上げてくれといわれても、時期的に厳しいですが、でも、そういうことではないんですね??」

センターにお願いした時、「国語は苦手ではないけれど点数に波がある」と伝えたんです。ニュアンスが違って伝わっていたらしい・・・。先生いわく、「得意な教科をさらに強化するという目的でこの時期に家庭教師をつけるなら納得。今からでも意味がある」と・・・ベテラン風貌の先生に、最初の授業をみて「大丈夫」と言われたことでなんだか妙に安心してしまい、まだ本格的に授業が始まったわけでもないのに、「頼んでよかった」なんて精神的に安堵していました。

おじいさんはさすがに娘と相性が合わないかなと心配でしたが、聞いてみると感想は・・・「超プロ」。説明がとにかくわかりやすいとのことでした。やっぱりわたしが教えなくてよかった~~~!!もう模試はないので、先生に教えてもらった力をテストで試すことはできませんが、授業と並行で行われた1月の「お試し受験」の国語はとても調子がよかったので、点数のブレは次第に安定していったのだと思います。

2月の本番直前の最後の授業で先生が帰る時、「たぶん第一志望で100点とれると思いますよ」なんて言ってくれたんです。もちろん気休めで景気づけに言ってくれたのかと思いきや・・・な・な・なんと試験が終わって戻ってきた娘の口から出た言葉は、「もしかしたらわたし、国語100点とったかも」Σ( °o°)23 

娘ができたなら、きっと今年は比較的易しい問題だったのではと思っていました。でも、入学後に教えてもらった国語の合格者平均点は、想像よりはるかに低い・・・100点とるのはムリだとしても、もしそれに近い高得点を取っていたなら、間違いなく国語が「合格を決めた教科」になったと思います。「難しかった」と言っていた算数の合格平均点が高いのを見て冷や汗が出ました。もし国語が「並」だったら、確実に今ここにいないでしょう・・・やはり最後にプロにみてもらってよかった( ;∀;)!

この時期、「苦手教科を徹底」はもちろんですが、うちの場合は得意教科をさらに強化して完ぺきに。不安を払拭すべく、思いきって先生を投入して大正解だったと思いました。もちろん、教科にも仕上がりの状態にもよりますが、「悪い波が本番に当たったらどうしよう」という不安が消されたのは、親子ともに精神的にとても効果があったと思います(^^)

家庭教師の先生は、もちろん勉強もそうですが、わたしの場合「何でも相談できる話し相手」としてお金を払う価値があると思いました。集団塾の先生も、相談すれば話は聞いてくれたとは思います。でもやはり時間も気にしちゃいますし、「うちだけ」じゃないです。「国語の点数が不安」と日々訴えるわたしに、ベテランの経験上いろんな例を含めて話してもらえたことが、「大丈夫かも」と思える精神安定剤になりました。

最後の授業の日、いつもと同じように帰ったあと、娘の部屋に行くとこんなものが置いてあったんです。「これどしたの??」と聞くと、「先生がくれた」と・・・

湯島天神の鉛筆、キットカット、それに手書きのお手紙・・・親に渡さず、子どもにこっそり手渡ししてくれたのか。こんなに短期間だったのに、なんて心あたたかいおじいさん、いや、先生なんだ~~( ٥ ›ω‹ )

なんだか勉強以上のものをもらったような気がしました。

この時期の勉強の正解は本当に人それぞれですよね!でもわたしは、「なんかこれマズいな」という「カン」がどうしても無視できず、それに従って行動しました。それがよかったのかはわかりませんが、合格を決めるひとつの大きな要因になったような気がします。最後までできる限りのことはしたいですよね!!まだまだ時間はあります!

「時間がある」といえば、また「1月は小学校行ったか行かないか」についても書いてみたいと思います(^^)/

今日もサポートお疲れさまです。12月はやることもたくさんあって激忙の日々かと思いますが、何より親子の健康第一に、心おだやかに元気に冬期講習を迎えて下さい!応援しています★